ggleもしくは鯖味噌煮の刑のブログだよ

電車に乗ってPSPをしていると、のぞきこんでくるおっさんがいた。

嫌がるそぶりを見せると離れて行き

近くの会社員のねーちゃんに話しかけはじめる。

おっさん「今からどこへ行くんですか？」

ねーちゃん「家です。帰りです。」

おっさん「仕事は？」

ねーちゃん「今日は終わりです。」

怪訝そうにねーちゃんが答える。

そこを離れ、次につり革につかまってるサラリーマンに話しかけて…。

次々と車両の人に話しかけてく…

車両内には変なのがいるな…近寄ってくんじゃねぇ

そういう雰囲気に満たされるが、まぁ近くにいなければシカトしてもいいので、おばちゃん達は会話を続け

俺はゲームを続け、他の人は携帯をいじったりし続ける。

しばらくすると

おっさん「皆さん元気だしてくださーーい」

おっさん「不況ですけど、日本はまだ大丈夫でーす。」

と、いきなり叫び出し始めた。

もはや意味不明である。いや、最初から十分意味不明だったけど。

おっさん「（恐らく知人でもなんでもない人に）ねぇ、電車ってこんなに静かなの？みんな元気なさすぎじゃないですか？」

皆、別に元気がないわけではない。

公共の施設だから静かにしているだけだし、声のトーンも落としてるだけだ。

それすらもわからんらしい。

おっさん「皆さん元気だしてくださーーい」

おっさん「皆さんオナニーしてますかー？」

自由すぎる。

あと数駅なのでわざわざ車両うつるのも面倒だったから放置してたが…。

俺が降りる一つ前の駅で降りたが、

駅のホームで

おっさん「皆さんありがとうございましたー。ほんと、ありがとうございましたー」

とか感謝しはじめた。

事実は小説よりも奇なり。

別にそんなの実感したくもなかったんだが…。